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旧3Kから新3Kへの展望

理事長 吉村秀樹

 「きつい」「きたない」「給与が安い」といった旧3Kを、「きらめき」「奇跡」「感動」の新3Kに変えようとの考えも見えてきた。ただ、最初から新3Kがあるのではなく、旧3Kを突き抜けた先に見えてくるとの見極めは大事であると思われる。介護現場はそんなに一気に変われるものでなく、我々が変えていかない限り変わらないということである。そのためにも、介護サービスを提供している企業自身(規制緩和の流れからあえて企業と呼んでみる)が変わることでもある。「ノーマライゼーション」が死語になりつつある傾向に少し歯止めをかけ、利用者のみならず企業自身や職員自身にも改めて問い直してみても良いと思っている。サービスを利用されている方々から、ごく普通に「ありがとう」と言われたときの感動で胸が震えた職員も数多く居るはずである。その感動を更にきらめきに変え、多くの奇跡を実感してきた人も少なくないはずである。その当たり前の職場環境を更に充実させるための環境づくりに企業が適切に対応すれば、かなりの確率で新3Kが渦巻く企業体質に変革できるはずであると思っている。多くの職員が介護現場に自己実現を求めているのであれば、願わくばその希望や期待に応えたいと思っている。介護というその命題を「ノーマライゼーション」の理念に支えられ、介護現場に「きらめき」「奇跡」「感動」があり、そこに携わる職員が必ず有意義で豊かな人生を構築できるような環境に変える努力を継承したいと願っている。

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